[2015.07.23] 平成27年度「第2回千葉県高校生マレーシア派遣事業」の派遣高校生が千葉県知事表敬訪問。
[2015.09.20] 平成27年度「第2回千葉県高校生マレーシア派遣事業」現地レポート
[2015.07.23] 平成27年度「第2回千葉県高校生マレーシア派遣事業」の派遣高校生が千葉県知事表敬訪問。
[2015.09.20] 平成27年度「第2回千葉県高校生マレーシア派遣事業」現地レポート
今夜からいよいよ2泊のホームステイ。一人ずつ別々の家庭に行って、家族として過ごす2日間だ。ここ何日間でいつも笑顔のマレーシアの人々に接し、不安より期待でドキドキしていた高校生達は、対面式を終えて迎えに来たホストファミリーと共に家路についた。
2日間のホームステイを終えた高校生達は、送別会の会場である東方政策同窓会(Alumni Look East Policy Society=ALPES)のオープンハウスに集まって来た。マレーシアの民族衣装を着て帰ってきた学生も多く、ホストファミリーと家族のように一緒にいる学生も。口々に「オープンハウスを一緒にあちこち回ったよ」「マレー語と日本語を教え合ったりもした」などお互い体験を話す時間ともなった。ハリラヤの時期に、マレーシア人同志の交流の中に入って、その温かい人の付き合いに感銘していた学生もいた。最後にALEPSの会長であるザイドさんと副会長であるイスラミさんからの労いと「貴重な体験を大事にまたマレーシアに来て欲しい」というまとめの言葉に、高校生も「必ずマレーシアに“戻って”きます」と口々に語っていた。
1週間のマレーシアへの派遣。高校生達は、マレーシア、とりわけ発展したクラルンプールに驚きながら、JICAの訪問やマレーシアの人々の親日ぶりなど通して日本の存在感の大きさも感じたという。いつも笑顔で人と人との関係を大切にするマレーシア人の気質、多民族による多様な文化、イスラム教徒の敬虔さ、2020年に先進国入りを目指すVision 2020に向けて努力する姿などに啓発も受けた。そして何より「マレーシアに“戻ってくる”」という言葉にあるように、マレーシアとこんなにも近い関係になったことが、大きな収穫であっただろう。派遣事業を終えて、高校生達の瞳は全員「自分達もアジアの同じ一員として頑張ろう」という思いで輝いていたように思える。
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